クラウドPBXは今後の会社電話システムの主流として、様々なサービスが出ております。
そんな中、クラウドPBXはサービスにより構成や価格、できることが大きく異なります。
クラウドPBXを比較し、選ぶ場合の注意点をご紹介します。
料金体系に注意
・内線単価や初期費用が安く表示されていても、総額は高額になる場合がある。
・アダプタや機器のレンタル費用がかかってくる場合がある。
・代理店による再販売やOEMでの提供で利益が乗って相場より高額になっている場合がある。
使える機能に注意
・従来型のビジネスフォンと同等の機能しか利用できない場合がある。
・利用開始後に追加したい機能がでた場合に機能自体がなく対応できない場合がある。
・基本機能のみは安いが便利機能はすべて追加料金で高額になる場合がある
汎用性に注意
・利用できる電話機が指定されていて自社で設定もできなくなっている場合がある。
・利用できるスマホ用アプリが限定されていて端末との相性やOSのアップデートによる不具合の際に対応できない場合がある。
・顧客管理などのシステムとの連携ができず、社内情報の集約に対応できない場合がある。
保守体制に注意
・代理店による提供の場合、代理店では技術情報がわからず保守がスムーズに行われない場合がある。
・電話サポートがなく、不明点やトラブル時の問い合わせに困る場合がある
サービス継続性に注意
・総務省による犯罪収益防止法の方向性にそぐわない形でクラウドで市外局番を提供している。
・代理店やOEM提供で自社開発ではなく、サービスの提供が終了する場合がある。
サービスを検討比較するには労力がかかるので、導入後は不都合を感じても継続してしまうケースも多くあります。 クラウドPBXを選ぶ際には失敗しないように注意する必要があります。 特に契約期間に縛りがあるようなケースの場合、クラウドのメリットがなく、これまでのビジネスフォンや通信業界と同じ仕組みとなってしまうので注意が必要です。