様々な種類があるクラウドPBXですが、それぞれどのような違いがあるのかわかりにくく選ぶ際に迷ってしまいがちです。
会社電話は企業や事業者にとってなくてはならないもので、業務に影響を及ぼすシステムなのでクラウドPBXの導入は失敗しないように選ぶ必要があります。
この記事ではそんなクラウドPBXを比較し、選ぶ際に失敗しないためのポイントを説明します。
実はクラウドPBXには代理店による提供や再販が多い
数多くあるように見えるクラウドPBXですが、実際は多くのサービスが大元のサービスを代理店が名前を変えて提供している再販が多いです。
クラウドPBXを比較し選ぶ際に、代理店による提供や再販であることは非常に分かりにくいので注意が必要です。
クラウドPBXの代理店による提供や再販をおすすめできない理由としては、やはり開発元ではないので技術がなくサポートを期待できない点とカスタマイズや今後の事業展開に対しての柔軟な対応ができないという点が挙げられます。
また、多くの場合営業会社による代理店提供や再販になるので、WEBサイトの記載内容や営業担当の説明も営業寄りの説明となっており注意が必要です。
それでは、クラウドPBXが代理店による提供や再販ではないかをどのように見極めたらいいのかを説明します。
クラウドPBXを比較する際におすすめの確認ポイント
クラウドPBXの導入を検討する際に、多くのクラウドPBXがあり違いがわかりにくいものですが、自社にあったクラウドPBXを選択する前に除外したいものは代理店による提供や再販のクラウドPBXです。サポートや汎用性、価格を考えても代理店経由で利用するメリットはありません。
導入20,000社?異なるクラウドPBXでも同じ社数の導入実績
異なるクラウドPBXサービスでも20,000社などの同じ導入実績を掲載している会社は再販である可能性が高いです。
多くの場合、従来型ビジネスフォンの販売を行っていた会社が従来型ビジネスフォンが売れなくなったことから代理店としてクラウドPBXを別名称のサービス名で提供しているケースが多いです。
ここで最も注意したい点としては、導入社数がクラウドPBXでの実績ではなく、別のサービスや従来型ビジネスフォンの実績をクラウドPBXの実績のように掲載している可能性がある点です。さらに、同じ導入実績を掲載していてもその再販サービスでの実績ではないという点です。
クラウドPBXを比較する際に、上記のような記述を見た場合には営業担当に導入実績はクラウドPBXの実績なのかを確認する必要があります。
スマホアプリのデザインや機能が同じ
代理店によるクラウドPBXの再販の場合、スマホアプリが名称は異なりますが同じものとなっております。ここで注意したいのが、大元提供のクラウドPBXのスマホ用アプリを検索して評価を見ると音質問題や不具合などで低評価が確認できますが、代理店による提供では先に評価を確認できないという点です。
クラウドPBXを選ぶ際には、営業担当に大元のサービスは何かを確認し、アプリの評価を確認する必要があります。
そのクラウドPBXを提供している会社は、何をやっている会社なのか
代理店による提供や再販以外のクラウドPBXは、自社開発となるので基本的にはクラウドPBXの開発を行う会社になります。
しかし代理店の場合は、OA機器の販売や工事を行う会社であったり、中には全く異なる業界の会社があります。クラウドPBXの開発を専門に行っていない会社は基本的には代理店であるといえるため、クラウドPBXを比較する際には確認する必要があります。
以上がクラウドPBXを比較する際に失敗しないために注意したい点です。
当サイトでは代理店による再販である可能性があるクラウドPBXには再販?と記載を入れてます。
是非参考にしていただければと思います。