【注意】「 クラウドPBX 」によって使える電話番号は違う

クラウドPBX電話番号

クラウドPBXとは、これまで会社の固定電話を複数人で受発信できるようにするために必要だったビジネスフォン主装置(PBX)をソフトウェアとしてクラウド上に構築したクラウド型のPBXサービスです。
そのため、電話回線や電話番号は別途通信キャリアと契約する必要があるのですが、実はクラウドPBXによって利用できる通信キャリアが限られていることが多く利用できる番号が制限されることがあります。
この記事ではクラウドPBXを比較する際に重要になる、利用可能番号について説明します。

クラウドPBXによっては利用できない電話番号がある

クラウドPBXを比較する際に最も重要になるのは、現在利用中の電話番号をそのまま利用できるのか、新規で電話番号を取得できるのか、どの種別の電話番号が利用できて利用できないのかという点です。現時点で利用していない場合でも事業展開により0120などの番号が必要になる場合もありますが、クラウドPBXによっては利用できない電話番号があるので比較する際に注意したい点としては以下になります。

・現在利用中の電話番号はそのまま利用できるのか

・市外局番の利用はできるのか

・0120や0800などのフリーダイヤルは利用できるのか

・050番号などのIP電話の番号は利用できるのか

クラウドPBXによっては通信キャリアを限定される場合がある

クラウドPBXはビジネスフォン主装置のサービスなので、基本的には電話番号の発番元の通信キャリアは選択できますが、クラウドPBXによっては技術的な理由により通信キャリアを限定されていたりクラウドPBX提供会社による通信キャリアの電話番号の再販回線しか利用できないような場合がありますので注意が必要です。

電話番号の種別によってはクラウドPBXの導入に設置機器が必要

希望する電話番号の種別によっては、電話回線に対してクラウドPBXと接続させるための機器を利用場所に取り付ける必要があります。
事務所に行くことがほとんどない方や、全社でテレワーク中のような場合には運用保守を考えて注意する必要があります。

このようにクラウドPBXによっては、利用できる電話番号の種類や通信キャリアが限定されてしまったり、再販回線の契約により契約期間に縛りが出てしまったり機器の設置が必要となり保守性に問題が出る場合があるのでクラウドPBXを比較する際には事前に利用できる電話番号や通信キャリアの確認をすることが大事です。

関連記事

  1. 「 クラウドPBX 」を比較し、選ぶ際の注意点

  2. クラウドPBX失敗

    クラウドPBXの失敗例、失敗しないための注意点とは

  3. クラウドPBX比較

    【最新】失敗しないための「 クラウドPBX 」の比較と選び方

  4. テレワークでクラウドPBX

    テレワーク(在宅勤務)で活用できる「 クラウドPBX 」を比較

  5. ビジネスフォンに変わる、「 クラウドPBX 」とは?

  6. クラウドPBX注意点

    どんな事業者には注意が必要?失敗しないためのクラウドPBXの比較時の注意点